株レポート

ウィークリーレポート(3月7日〜3月11日)

  • 東京株式市場 3月11日(金)終値 25,162.78円 (−527.62円) 前週末比 −822.69円 (−3.16%)
  •  NY 株式市場 3月11日(金)終値 32,944.19ドル (−229.88ドル) 前週末比 −670.61ドル (−1,99%)
  • シカゴ原油先物 109.20ドル 前週末比 −5.83ドル(日本時間 3月11日 7:20)
  • 円ドル 117.281円 前週末比 +2.435円(日本時間 3月11日 7:00)
  • 日経先物CME 24,920.00円(日本時間 3月11日 7:20) 日経比 −242.78円
一週間の振り返り

◎ 10日に発表された注目のアメリカ2月消費者物価指数(CPI)は+7.9%と大幅な上昇。

インフレ傾向が顕著となり、金利上昇に拍車がかかっています。

 

◎原油高を受けて東京、ヨーロッパ、NYとも世界的に上下の値動きが激しい1週間となりました。

各国とも安値を更新、当面買い上がる材料が見当たらない状態です。

 

◎ロシア・ウクライナの交戦状態はまだ続くものの、プーチンが停戦交渉に進展があったと述べており、事態好転の期待が高まっています。

 

◎原油価格は一旦上昇が収まりました。

しかし取り巻く環境に変化はなく、再び130ドルを伺う可能性は十分に考えられます。

 

◎ロシア株式市場は引き継き売買停止。

世界各国の企業がロシアでの活動を停止する中、ロシア側は対抗措置を発表しています。

 

◎SMBC日興証券の専務執行役員ら4人が相場操縦の疑いで逮捕された件については他社に波及することなく、市場では話題になりませんでした。

 

まとめ

◎東京市場、ヨーロッパ各国市場、NY市場とも値動きの荒い展開が続くでしょう。

日経平均チャートは下落傾向に変化なし。

チャート上では26,300−26,500円までの値戻しは可能。下は24,300-24,500円あたりがメドとなります。

 

◎ウクライナ情勢で株式・為替・原油の値動きが大きくなっています。

制裁による金融市場や実体経済に対する影響も徐々に出始めており、今後金利上昇と景気減速を株価がどれだけ織り込んでいくか、いつごろ織り込み済みとなるのかが焦点となりそうです。

 

(了)

 

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