週明けの海外動向
(6:00 現在）
・NY市場（終値） 32,817.38ドル（−797.42ドル −2.37%)
・シカゴNYダウ先物 32,820.00（NYダウ比 −1.36ドル）
・日経先物CME 25,065.00 （日経比 −156.41円）
・為替 115.261円（+0.361円）
・原油(NYM) 119.97ドル（+4.29ドル）
昨晩の動き
・値動きの激しい一日でした。NYダウはオープンから小幅安が続いていましたが、戻す気配なくじりじり値下がりを続けて約800ドル安。ほぼこの日の安値で終わりました。
・シカゴ日経平均CMEはNY市場オープン当初は25,500円程度まで上昇したものの再び下げ始め、日本時間7:00現在では24,935.00円と25,000円を割り込みました。
・原油価格は昨日ほどの勢いはありませんが、上昇傾向に歯止めがかかりません。アメリカとヨーロッパ首脳がロシアからの原油輸入をストップすることも検討中との報道がきっかけですが、ウクライナ情勢を考えるとありえない話ではないため、リーマン・ショック時の1バレル150ドルも視野に入れたほうがよさそうです。
・ヨーロッパ市場は総じて1.5ー2.0％の下落。ドイツは一時5％の下げでしたが持ち直しました。
・ウクライナ情勢は進展ない状態が続いています。
本日の見通し
・今日の東京市場は引き続きシカゴCMEの動きをみながら下値を探る展開になりそうですが、すでに先物が25,000円を割り込んでおり、売り圧力が大きい展開となりそうです。
昨日はなんとか25,000円割れ手前で踏みとどまりましたが、今日は朝方から24,000円台を覚悟したほうがよさそうです。
・チャート上は25,000円割れでほぼ底に届いた水準です。ここから一気に24,000円に近づくようだと底割れの状態。シナリオの変更が必要になります。
・昨日はSMBC日興証券の問題は話題とはなりませんでしたが、証券株の下げが大きく、この問題を嫌気する動きも出ています。今日も日経平均より振れ幅は大きいと予想します。
・今日の予想レンジは24,800円〜25,300円と予測します。
（了）
