昨晩の海外動向
( 6:30 現在）
・NY市場 33,794.66ドル（−96.69ドル)
・シカゴNYダウ先物 33,783.00ドル（NYダウ比 −11.66ドル）
・日経先物CME 26,400.00円（日経比 −177.27円）
・為替 115.437円（−0.075円）
・原油 107.84ドル（ −2.76ドル）
昨晩の動き
・買うにも売るにも全く材料がない一日でした。経済制裁の領空飛行禁止問題に絡んでボーイングが前日5％下げ。ボーイングの下げだけでダウを58ドルほど押し下げたことになります。
・ロシアとウクライナの第2回めの停戦協議が終わり、第3回めをを開催すると発表したのを受けて、安心感が広がったようです。
・ヨーロッパ諸国の株式市場は軒並み値下がり。ロンドンは2.57%、ドイツは2.16%値下がりでした。ロシアへの制裁で景気が減速するとの観測です。
・原油価格の上昇が昨晩はやっと止まりました。イランの核合意再建協議がまとまり増産に踏み切るとの観測ですが、下げ幅は限定的です。
・為替はほぼ横ばい。ほとんど動きはありませんでした。
本日の見通し
・シカゴの日経先物は6:30現在、26,400円（日経比−177.27円）。これを受けて今朝の東京市場は26,300円〜26,500円からのスタートになる見込みです。
・東京市場の今日一日を通しての動きは、NYの動きが小幅だったことに加えて特に目立った材料もないため、26,300円〜26,600円の狭い範囲での動きに終止すると思います。
・個別にはこれまでの傾向に変化はないと思います。引き続き高配当銘柄に資金が集まるでしょう。
・マザーズ市場は昨日高く始まったものの結局安く終わりました。引け後に発表された先週の投資部門別売買状況で、海外投資家は45億円とわずかながら売り越し。売買代金もその前の週に比べて1,000億円の大幅減で積極的な買い姿勢は見られません。800ポイントを抜けるかどうかがカギで、抜けなければ再び安値更新の可能性があります。
（了）
