株予想

3月3日(木) 本日の東京市場予想

昨晩の海外動向
( 6:30 現在)
・NY市場 33891.35ドル(+596.40ドル)
・シカゴNYダウ先物 33842.00ドル(NYダウ比 −49.35ドル)
・日経先物CME 26645.00円(日経比 +251.97円)
・為替  115.529円(+0.637円)
・原油 111.45ドル( +8.04ドル)

昨晩の動き
・昨晩NY市場で最も関心の高かったFOMC(アメリカ連邦準備理事会)・パウエル議長の議会証言ですが、3月の大幅な利上げはないとの観測で景気に敏感な銘柄が幅広く買われました。
・加えて本日3日、ロシアが第2回めの停戦協議を開催すると発表したのを受けて、NYダウは上げ幅を広げて約600ドル高。一時700ドル高まで買われました。
・ヨーロッパ諸国の株式市場は下げが一服。上げ幅はわずかでした。
・原油価格の上昇が続いています。昨晩一時1バレル112ドル台まで上昇しました。この1週間で約20ドル、率にして24%の上昇です。
・為替も一日の振れ幅が大きくなってきました。114円台半ばから115円台半ばまでで、石油価格をにらみながらの動きです。

本日の見通し
・シカゴの日経先物は7:00現在、26,620円(日経比+226.97円)。これを受けて今朝の東京市場は26,600円前後からのスタートになる見込みです。
・ただ27,000円近辺が当面の節目で戻り売りも予想されることから、上昇しても26,800円どころが限界と考えます。
・またシカゴ日経先物の堅調な動きはNY市場の上昇を受けてのもので、原油価格の上昇については反応していません。このあたりの懸念が意識されると、今日の東京市場は一旦反発の後にマイナスゾーンに入る可能性もあると思います。
・個別には下げたところでの高配当銘柄買いが継続するでしょう。配当利回りが株価を下支えすると思います。
・マザーズ市場が急反発していますが、単に下げすぎの反動とみます。今日引け後に発表される投資部門別売買状況で、先週海外投資家がどう動いたのか、それによっては再び売られる可能性が高いと思います。

(了)

 

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