昨晩の海外動向
(6:00 現在）
・NY市場 33,294.95.ドル（−597.65ドル)
・シカゴNYダウ先物 33,095.00ドル（NYダウ比 −198.96ドル）
・日経先物CME 26,335.00円（日経比 −509.72円）
・為替 114.818円（ −0.158円）
・原油 104.76ドル（ +9.03ドル）
昨晩の動き
・NY市場は寄付きこそ小動きでしたが、時間とともにジリジリと値を下げ、ドル近く下げたものの引けにかけて戻し結局ドル安。金利引き上げが遠のくとの観測がニュースで流れましたが市場は反応しませんでした。
・ロンドンほかヨーロッパ市場はそろって値下がり。ドイツ、イタリア、フランスは約4％の大幅下げでした。金融制裁が自国に影響を与える影響を懸念していると考えられます。
・ウクライナ情勢に関しては下げの決定的な材料にはなっていないようです。
・原油が急騰して約10％の値上がり。各国の協調で石油備蓄を放出するとのニュースが流れたものの全く反応せずに一気に値を上げています。
・この流れをつられて日経平均先物が安くなる展開でした。
・シカゴ日経先物も原油高騰やNY株安につられて大幅安の展開です。
・ロシア金融市場は売買停止状態です。
本日の見通し
・300〜400円安程度は覚悟すべきでしょう。原油高とNY株安で買い上がる材料がない上に、昨日一時27,000乗せを達成しチャート上も上値抵抗ラインに到達ていますので、一旦は目標達成でちょうどいい下げだと思います。
・現時点ではまだ下降トレンドに変化はないとみます。中期的に25,500円までの下げはあるとの見通しは変えていません。
・仮に日経平均が上昇トレンドに入ったと仮定しても、1〜2週間の日柄整理は必要です。次の目標値は2月10日つけた27,880円。
・好決算銘柄を狙う動きに変化はないと思います。特に3月期末で配当取りの買いが入っていますので、配当利回りの高い銘柄の下げ幅は少ないでしょう。
（了）
