昨晩の海外動向
( 6:00 現在）
・NY市場 33223.83ドル（ ＋92.07ドル)
・シカゴNYダウ先物 33042.00ドル（NYダウ比ー193.51ドル）
・日経先物CME 26215.00円（日経比 ＋244.18円）
・為替 115.588円（＋0.583円）
・原油 93.31ドル（ ＋1.31ドル）
昨晩の動き
・NY株は23:00の市場オープンから大きく下げ、一時800ドル超下落しましたが、日本時間午前3:00頃から持ち直して一気に上昇、前日比プラスで終わりました。
・明け方からの急回復は、アメリカのウクライナ派兵はないとのニュースがきっかけと思われますが、主に売り方の買い戻しが要因と考えます。
・香港、ロンドン、フランクフルトは軒並み4％近い下げ。ただしNY市場の急回復は反映していません。
・シカゴ日経先物は25,545円まで下落したあと、明け方のNY市場急回復を受けて戻し基調。6:30現在26,200円（日経比＋219円）前後で推移。
・原油は一時100ドルを超え、円ドルも114.40銭台まで進んだものの、6:30現在では昨日と変わらない水準まで回復。
本日の展開
・昨日は安値25,775円まで下落した日経平均ですが、昨晩のNYの流れを受けて朝方は一旦落ち着いた動きになると思います。25,900〜26,200円。
・しかしチャート上は、25,000円〜25,500円くらいまでの下値余地があり、実際昨晩のシカゴ日経先物は安値25,500円台まで下押ししていますので、動きが鈍ければもう一段下を見に行く可能性はあります。下がらないに越したことはありませんが、ここから中途半端に反発するよりはもう一段下げたほうが、投げ売りの整理が進んで先々プラスになると思うのですが…
・この25,000円〜25,500円まで下げてくれれば、一旦底打ちと見ます。
・ウクライナのドンパチですが、始まってしまったものはしょうがない。100ドルを超えた原油がまた下ってきているのを考えると、次の関心は、どこで停戦するか、停戦条件はどうなるかに移ります。これはマイナス要因というよりはプラズ材料になりますので、そろそろ主要銘柄を仕込んでおくべきと考えます。
（了）
