・昨晩のNY市場は一時300ドル安。FOMC議事要旨が発表されて上昇。(発表されると下がる、とかみんな言ってたのに。)終値は54.57ドル安。
・昨日はウクライナ情勢の緊張が和らいだといって上昇、今日は「ウクライナ情勢への警戒が続く」とまた言い出した。
・ロシア軍が「撤退はじめた」「いや、こっちは増えてる」ニュースが交錯。相場を「上下」させたいためのニュースともとれる。
・原油価格はちょっとだけ下落、円ドル相場は変化なし。シカゴの日経平均先物は昨日の東京終値に比べて35円安。ほぼ変わらず。
ゆえに本日の東京市場はというと
・昨日の終値とほぼ変わらない値段からスタート。
・上にも下にも大きくは動かない見込み。
上は27,500〜27,700円
下は27,200〜27,300円
・相変わらす上げ下げの口実は「ウクライナ情勢が不透明」「金利上昇懸念」「コロナ」。上がれば「懸念薄らぐ」下がれば「懸念再び」
・ただし株価の位置としてはちょうど「分岐点」にあると考えます
中期的に下げ傾向にありますが、27,700〜27,900円を突き抜けてくるようなら、28,500円くらいまでの余地が出てきます
原油がちょい安なので日本郵船など海運株に資金が向かうでしょう。